SMのちょっと高めのプレイ料金には理由があります

SMのイメージって?

世間が抱くSMのイメージと言えば、「サディスト役を演じる女王様が、レザーやエナメル質のボンデージルックに身を包み、熱く溶けたろうそくを滴らせ、相手を罵倒しながら、鞭を振り下ろす。」というものではないでしょうか。

ダウンタウンの松本人志を始め、SM好きを公言する芸人がいますが、マニアックで屈折している性癖であるため、一般人が、おいそれとカミングアウトできません。夫婦や恋人同士のように、親密であればあるほど、隠したがるでしょう。なぜなら相手に受け入れてもらえない可能性が高いからです。しかし、抑えられない性的衝動はどうしたらいいでしょうか? そこでSMクラブに向かうわけです。

知識と経験がものを言うSMプレイ。マニアックだからこそサービス料金が高い

SMクラブの利用料金は、ファッションヘルスを始めとする他の性風俗店よりも高めに設定されています。それは、SMクラブが、お客の特殊な性癖を満たさなければならず、知識と経験が必要とされるプロの仕事であるため、あるいは激しい痛みを伴うためです。

S嬢は、基本的に脱がず、お客を調教というプレイで満足させ、報酬をもらいます。縄で縛るという緊縛・拘束プレイは、SMの代表的な調教プレイのひとつですが、ただ縛り上げるだけでは、血管を圧迫し危険な状態に陥ることがあります。そこで、“遊び”作ったり、体重が一か所に集中することなく、分散するようにするなどのテクニックが要求されます。こうしたテクニックは、一朝一夕に身に付きません。そのため、S嬢は、ほかの風俗嬢よりも年齢が高めである場合が多いのです。

また、M嬢については、痛みや出血を伴うハードなプレイやオプションを要求されることがあり、その分、S嬢よりも報酬が高めです。例えば、ムチ打ち、ろうそく責め、浣腸、スカトロ、アナルファックなどです。

女王様になるために入店したつもりが、立派なM女に!?

ゴリゴリのハードSMは、中途半端な気持ちでは、絶対務まらないマニアだけの領域です。「ただ、叩けばいいんでしょ? 言葉責めすればいいんでしょ?」というレベルでしたら、客はすぐにそのペラペラな、なんちゃってぶりを見透かし、飽きてしまいます。女王様として本気で稼ごうと思ったら、先輩女王様から教えてもらうのが近道でしょう。ただし、SMクラブでいきなりS女としての経験は、積むことはできません。まずは、M嬢としてみっちり経験を積みます。しかし、S嬢、女王様を目指して入店したつもりが、M嬢として調教されることで、そちらに目覚めてしまう方がいるそうです。

女王様、M女のいずれになるにしても、中途半端な気持ちでなれるものではありません。SMの世界は奥深く、素人お断りのマニアックな世界なのです。